ぴんく

AOR歌謡レビュー

2022/11/30

麻生小百合「ぴんく」は歌声の中毒性ひとつで聴かせる「駄傑作」

80年代のおもしろそうな音楽を探している方、こんにちは。 あるいはあの頃出会った音楽が心の片隅に引っかかっている方、ようこそ。 今回はシンガー・麻生小百合の3作目にして事実上のラストアルバムとなった「ぴんく」(1983年)を紹介します。 麻生小百合「ぴんく」とはどんなアルバム? 1983年に発表された麻生小百合の3rdアルバム「ぴんく」は、80年代ポップス・ファンから奇盤扱いされている作品です。 いままで売りにしてきた「キャンディ・ジャズ」はいずこへ。 ジャズ風ポップスだと思ってフタを開けてみると、聴こえ ...

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香坂みゆき

AOR歌謡レビュー

2022/12/1

香坂みゆき「ラ・ヴィ・ナテュレル」は抜群のタイム感が活かされた知られざる傑作|シティ・ポップ名盤

「ラ・ヴィ・ナテュレル(La Vie Naturelle)」は、1988年発表の香坂みゆき通算11枚目のアルバム。フォーライフレコードに移籍してからは2枚目となる作品です。 和ブギーのガイドブックでも紹介され、今後はシティ・ポップ方面での評価も期待されます。 今回はそんな本盤「ラ・ヴィ・ナテュレル」を徹底解剖していきましょう。 「ラ・ヴィ・ナテュレル(La Vie Naturelle)」は過小評価されている作品 1988年に発表された本盤「ラ・ヴィ・ナテュレル(La Vie Naturelle)」は質の高 ...

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横山知枝

AOR歌謡レビュー

2022/10/26

横山知枝「Bloomin'」で聴ける直感力の高い歌|シティ・ポップ名盤

横山知枝と聞いてピンとくる人は今やあまりいないでしょう。 では「やまかつWINK」といったらどうでしょうか。 「ああ、あの子か」と思う人が一定数いるはずです。 今回の主役は「やまかつWINK」で山田邦子の相方を務め、本家のWINKより歌がうまかったにもかかわらず「やまかつWINK」のイメージから脱却できず表舞台を去った不運な歌手・横山知枝。 その1stアルバム「Bloomin'」(1992年)をご紹介します。 横山知枝「Bloomin'」の聴きどころ 横山知枝は1973年9月9日生まれ、広島県福山市出身の ...

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ネクストドア

AOR歌謡レビュー

2022/11/27

原田知世がアルバム「NEXT DOOR」で見せたモードチェンジとは?

原田知世の作品中、AOR歌謡的にもっともオススメしたいのが1986年のアルバム「NEXT DOOR」。 後年の颯爽とした雰囲気の歌へとモードチェンジをしていく最初の作品でもあります。 初期のあどけない歌をうたう原田知世と、90年代の北欧路線の原田知世。両方が好きなら必聴の作品です。 原田知世「NEXT DOOR」とはどんな作品? 本盤は1986年6月に発売された原田知世の通算4枚目のアルバムです。 ちょうどこの時期、原田知世は初のライヴツアー「MUSCAT LIPS TOUR」を開催しました。 「早春物語 ...

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誘魚灯

AOR歌謡レビュー

2022/10/10

伊藤美奈子のアルバム「誘魚灯」に描かれた「かすかな光」|シティ・ポップ名盤

今回は伊藤美奈子の2枚目のアルバム「誘魚灯」(1984年)を紹介します。 決して派手ではないながらも奥行きのある作品で、松任谷正隆が制作の指揮をとったシティ・ポップ名盤のひとつです。 伊藤美奈子「誘魚灯」の聴きどころ 「誘魚灯」は伊藤美奈子が1984年に発表した2枚目のオリジナルアルバム。 ジャケットが印象的で、背景は淡いブルーの一色。床にライトが2か所あたり、その上に伊藤美奈子が立っています。 レコーディング期間は1983年11月15日~1984年2月17日にかけて。 しっとりした1stの「Tender ...

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