気分はトロピカル!和モノ・ファンカラティーナ37選|ポップスマニアがセレクト
1970年代後半から80年代初頭にかけてイギリスを中心に流行した「ファンカラティーナ」は、日本のポップスにも大きな影響を与えました。 今回は、「和モノ・ファンカラティーナ」と思われる音楽を37曲ピックアップしてお届けします。 これさえ読めば日本版ファンカラティーナの全貌がつかめるはずです。 ファンカラティーナの特徴 ファンカラティーナとは、「ラテン風のポップス」に「ファンクの要素」をかけ合わせた音楽です。 1970年代後半から80年代初頭にかけて、イギリスを中心に流行しました。 本格的なラテン音楽というよ ...
AMYの1stアルバムは80年代の「クリスタル」な感覚が詰まったシティポップ名盤
長らく入手しづらい状態だった1983年発表のAMY(エイミー)の1stアルバム「AMY」。 ポップス・マニアにはよく知られたプレミア盤でしたが、世界的なシティポップ・ブームをうけ、2021年にレコードとCDでリイシューされました。 とはいえそこまで話題になっていないようなので、また埋もれないようここで紹介します。 AMYの1stアルバムってどんな作品? 本盤は1983年に松原正樹プロデュースによって制作されたAMYの1stアルバム。全曲のアレンジも松原正樹が務めています。 AMYは、本盤1曲目に収録された ...
似てる曲が急増中?「テイク・オン・ミー」のリズムを使った日本のポップス15選
1985年にヒットを記録したa-haの「テイク・オン・ミー」のリズムの引用が、2020年代に入ってから世界的なトレンドになっています。 きっかけは2019年後半に発表されたザ・ウィークエンドの「Blinding Lights」。以降、洋楽では以下の曲にも「テイク・オン・ミー」の影響が見られました。 もはや猫も杓子も「テイク・オン・ミー」状態。その波は日本にも及んでいます。 そこで今回は、日本のポップスから「テイク・オン・ミー」のリズムを使った作品を紹介します。 「テイク・オン・ミー」のリズムを使った日本の ...
増田未亜「HOT SWEET MEMORY」は天然のウィスパーボイスが味わい尽くせる一枚
「地球防衛少女イコちゃん2 ルンナの秘密」でイコちゃん役を演じて以降、80年代の終わりから90年代の初めまで歌手として活躍した増田未亜。 今回はそんな増田未亜が、1989年からおよそ約3年の間に発表した曲をまとめたベストアルバム「HOT SWEET MEMORY」(1992年)を紹介します。 増田未亜「HOT SWEET MEMORY」は天然のウィスパーボイスが味わい尽くせる一枚 本盤は1989年4月~1992年3月までに増田未亜が発表した楽曲からセレクトしたベストアルバム。 増田未亜の特徴だった天然のウ ...
増田未亜「HAPPINESS」の牧歌的でファンシーなパステルトーンの世界
90年代の初頭、天然のウィスパーボイスを持ち味にした歌で同時代のアイドル歌手のなかでも出色の存在感を発揮していた増田未亜。 今回はそんな増田未亜が1990年に発表した2ndアルバム「HAPPINESS」を紹介します。 増田未亜「HAPPINESS」とはどんなアルバム? 「HAPPINESS」は増田未亜が1990年に発表した2ndアルバムです。 80年代から活躍している奥慶一、京田誠一、林有三の3人が編曲家として参加しています。 1990年といえば、アグレッシブで輪郭のハッキリした音楽が台頭しつつあった時代 ...