AOR大事典

人物事典

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このページでは、AOR歌謡/シティ・ポップにとって重要なミュージシャン、作家およびその周辺人物をウィキペディアよりコアにデータベース化しています(随時追加)。

作曲家

この項目はAOR歌謡/シティ・ポップに名曲を残した作曲家たちのデータベースです。

和泉常寛

いずみ・つねひろ。作曲家。

1970年代中盤頃から活動を開始、「1986オメガトライブ」の楽曲を手掛けたことで広く知られるようになった。

鮮やかなコードワークによる美メロが特徴。

浅香唯、RA MU(菊池桃子)、姫乃樹リカら80年代アイドルに多数の楽曲を提供している。

【AOR歌謡的代表曲】

  • 相本久美子「5つの銅貨」
  • 浅香唯「All My Love」
  • 大場久美子「ディスコ・ドリーム」「ミルキー・ウェイ」
  • 岡本舞子「ナツオの恋人ナツコ」
  • 荻野目洋子「銀色のペーパームーン」
  • 1986オメガトライブ「君は1000%」「アクアマリンのままでいて」
  • 伊藤かずえ「Tight & Loose」「永遠のワインディングロード」
  • 甲斐智枝美「Si! Si! C!」
  • 倉沢淳美「センチメンタル・ミニ・ロマンス」
  • 少女隊「STEPPIN' CLUB」
  • 少年隊 「星屑のスパンコール」
  • RA MU「Rainy Night Lady」
  • 結城めぐみ「YOU」
  • 西村知美「偶然ね」
  • 姫乃樹リカ「星空のデイト」
  • 岩崎宏美「私らしく」「Southern Wind」
  • 新田恵利「LAST TEEN」「Deja Vu」
  • 南翔子「ハーフムーンはときめき色」
  • 早見優「少しだけオ・ト・ナ」
  • 三木聖子「恋のスタジアム」
  • 畠田理恵「SATISFACTION」
  • 仙道敦子「スキーツアーで見る夢は」
  • 鷹橋敏輝「Paris Night」
  • 森丘祥子「Pretty in Pink」
  • 荒井尚子「Circuit」
  • 森川美穂「わかりあいたい」「Real Mind」
  • 佐倉しおり「恋しくて」
  • 芳本美代子「涙のイヤリング」
  • 渡辺美奈代「両手いっぱいのメモリー」

都志見隆

つしみ・たかし。作曲家・作詞家・編曲家。

1958年12月27日、広島県生まれ。

20歳で渡米。帰国後、1980年代初頭から作曲家として活動を開始。

熱情とクールさの両面を備えた作風が特徴。

アイドルからムード歌謡まで幅広く楽曲提供をしている。

映画「もっともあぶない刑事」「ビーバップハイスクール」などの音楽も担当した。

【代表曲】

  • 織田裕二「歌えなかったラヴ・ソング」
  • 郷ひろみ「言えないよ」
  • 田原俊彦「ごめんよ 涙」
  • 中村繁之「Doファッション」
  • シブがき隊「恋するような友情を」
  • TOKIO「うわさのキッス」
  • SMAP「僕は君を連れてゆく」
  • 光GENJI「地球をさがして」
  • 反町隆史「Forever」
  • 中西保志「最後の雨」
  • 仙道敦子「不安(Fu・a・ne)」
  • 島田歌穂「ウィークエンド・レディ」
  • 野田幹子「彼のハートは夏でした」
  • 辻沢杏子「Far Away~つれてって愛の国~」
  • 浅香唯「Blue Horizon」
  • 中森明菜「SANDBEIGE〜砂漠へ」
  • 中嶋美智代「こ・ん・な 女の子」
  • 真弓倫子 「片想いグラフィティー」
  • 当山ひとみ「IT'S NOT EASY」
  • CoCo「ささやかな誘惑」
  • 三浦理恵子「天使のいる渚」
  • スターボー「サマー・ラブ」
  • ピンクレディー「不思議LOVE」

羽場仁志

長野県出身の作曲家。高校時代にバート・バカラックの影響の影響を受け、1986年頃から作曲家としての活動を開始。

80年代後半から現在まで、羽根田征子や国分友里恵といったシティ・ポップから、アイドル、声優、ムード歌謡、演歌など幅広いジャンルの歌手へ作曲を手掛けている。

とくに森川美穂、柳ジョージ、児島未散、タッキー&翼、浜本沙良らには多数楽曲を提供。

ポップで繊細な歌メロを得意とする。

バブル時代のフジテレビドラマ「君の瞳に恋してる!」「ハートに火をつけて!」(1989年)、「恋のパラダイス」(1990年)の劇中音楽も担当した。

【主な提供曲】

  • ENCORE 羽根田征子
  • どうしようもなく恋愛 村井麻里子
  • COSMIC LOVE 国分友里恵
  • 100 LOVE-LETTERS 原田知世
  • 愛してるっていわない! 中山美穂
  • 恋はいつでも95点 松田聖子
  • 花よ踊れ 中森明菜
  • Zutto×2 柏原芳恵
  • 優しさのコントラスト 浅香唯 
  • WE NEED LOVE 酒井法子
  • 風色タッチ 菊地陽子 
  • 空気みたいなさよなら 森丘祥子
  • 夏の終わり 麻田華子
  • NEW 小茂田理絵
  • 信じていいよね 小川範子
  • 洗いたての時間 かとうれいこ
  • IT'S GOT TO BE LOVE 香坂みゆき
  • 星に願いを 長山洋子
  • 風にのって 田中美奈子
  • IIKAGENNA 愛してる 奥菜 恵
  • Half An Apple  カルロス・トシキ&オメガトライブ
  • 白いドレスにこぼれた嫉妬 JIVE
  • 恋人じゃない友達じゃない〜It's just another day 児島未散
  • B・S・T 松原みき
  • Last Rain 須藤薫
  • GAME 下成佐登子
  • 6gの忘れ物 中里あき子 
  • 愛が生まれた日 藤谷美和子
  • 丘の上の天文台 仙道敦子
  • ほんのりブルー/触れられると困る 米倉利紀
  • 風だった時代を 織田裕二
  • 夜明けの雨はピアニッシモ 相田翔子
  • だめよ!だめよ!だめよ!!  椎名へきる
  • One More Time 渋谷琴乃
  • ナチュラリスト 中村あゆみ
  • departure! 小野正利
  • Because of rain 山本潤子
  • 獣は裸になりたがる 郷ひろみ
  • YOUR LOVE THAN ANGEL 柳ジョージ
  • 思い出を愛してた Wink
  • 大人は判ってくれない BaBe
  • よく遊びよく学べ NYC
  • 恋心 渡辺美里
  • Be Free 森川美穂
  • Smile again 島田歌穂
  • 天使に帰りたい 西野妙子
  • Amour 池田政典
  • Shooting Star/刹那 坪倉唯子
  • 愛し方を間違えて 髙橋真梨子
  • 優しい夜に逢いましょう 観月ありさ
  • あきらめないで 宇都美慶子
  • 記念日 瀬戸朝香
  • うい〜っすっっ 久川綾
  • 愛って何? 大橋利恵
  • 虹を渡る少年/デジャヴに伝言 太田貴子
  • ときめきは眠らない 石井明美
  • 告白 藤井一子
  • 鉄爪 村井博
  • MINT JULEP 石田純一 
  • 黄昏に抱かれて Romi 
  • Let Me Love You 少年隊
  • 永遠に抱きしめたい SMAP
  • FRIENDS KinKi Kids
  • 僕のそばには星がある タッキー&翼
  • キラリ☆セーラードリーム!小松彩夏
  • 乙女想夢 -OTOME SOUMU- 黒崎彩子
  • いつも eyes to me 浜本沙良
  • さよならまでにしたい10のこと/愛のコトバ 飯田圭織
  • 渚のCHERRY/命の意味 AKB48チームA
  • 祈り/雪の太陽 μ-a(ミューア)
  • ドルフィン・ブルーの朝 KAI
  • Here I am 近藤隆
  • HEARTBEATが聴こえる 宮下直紀
  • 泣いても地球は廻ってる 米屋純
  • TEARS 上原奈美

作詞家

この項目はAOR歌謡/シティ・ポップに名曲を残した作詞家たちのデータベースです。

銀色夏生

ぎんいろ・なつを。作詞家・文筆家。

1960年、宮崎県生まれ。

1983年、大学時代に書いた詩をエピックソニーの小坂洋二に宛てて送ったことをきっかけに作詞家デビュー。

詩人・文筆家としては、1985年、詩集「黄昏国」を刊行。日常生活を独自の視点で描いた「つれづれノート」シリーズをはじめ、旅行記やイラストブックなど合計160冊以上の本を出版している。

2001年刊行の「バイバイまたね」には、娘が通う小学校で見かけたデビュー前の吉高由里子(当時小学校6年生)の写真が掲載されている。

2018年からYouTubeチャンネルを開設。定期的に動画をアップロードしている。

【代表曲】

  1. 大沢誉志幸「そして僕は途方に暮れる」「恋にjust can't wait」「ゴーゴーヘブン」
  2. 沢田研二「晴れのちBLUE BOY」
  3. 小泉今日子「今をいじめて泣かないで」「ひどい顔して愛シテ」
  4. 山下久美子「秋ラメきれないNight Movie」「LOVER ステッカー」「ちょいまちBabyなごりのキスが」
  5. 田原俊彦「センチメンタル・ハイウェイ」
  6. 中川勝彦「夜風からビーチ・ムーン」
  7. 伊藤銀二「トワイライト・シンフォニー」
  8. EPO「バナナ村に雨がふる」
  9. 太田裕美「ガラスの週末」
  10. 松田聖子「Vacancy」「す・ず・し・い・あ・な・た」
  11. 斉藤由貴「AXIA ~かなしいことり~」
  12. 柏原芳恵「悪戯 NIGHT DOLL」
  13. 早見優「「哀愁情句」
  14. 松本典子「さよならと言われて」
  15. 松永夏代子「メランコリーの軌跡」
  16. ビートたけし「少しずつ消えていけYesterday」

編曲家

この項目はAOR歌謡/シティ・ポップに名曲を残した編曲家たちのデータベースです。

入江純

いりえ・じゅん。編曲家・作曲家。

ビーイング初期メンバーの一人。

カラフルでキラキラしたアレンジを得意としている。

代表作は杏里「SURF & TEARS」、和田加奈子「サルビアの花のように」。

1980年代初頭からアイドルの編曲に多く携わった。

「サイボットロボッチ」、「おぼっちゃまくん」のオープニング「茶魔さま」などアニメの主題歌も手掛けている。

80年代中盤からはシンセポップに傾倒、マニピュレーター・松武秀樹の「ロジック・システム」に加入。

松武秀樹とは「Nazo2 Unit」でセガサターンの「シルエットミラージュ」といったゲーム音楽も制作している。

ベーシストとしても活動、宮内淳の作品などに参加した。

【編曲を担当した主なアーティスト】

  • 杏里
  • 中山美穂
  • 秋本奈緒美
  • 水原明子
  • 本城未沙子
  • 麻生小百合
  • 石川秀美
  • 倉沢淳美
  • 奥田圭子
  • 島田奈美
  • 北岡夢子
  • 八木さおり
  • シュガー
  • ELIKA(島影江里香)
  • 和田加奈子
  • 水谷優子
  • 小沢なつき
  • 橋本美加子
  • 沢口靖子
  • 太田貴子
  • 伊藤麻衣子
  • 大西結花
  • 松本典子
  • 三田寛子
  • 武田久美子
  • 田中久美
  • 河上幸恵
  • 佐藤恵美
  • 長山洋子
  • 荻野目洋子
  • 早見優
  • 岩井小百合
  • 仁藤優子
  • 沖田浩之
  • つちやかおり
  • セイントフォー

小林信吾

こばやし・しんご。1958年8月22日生まれの編曲家・プロデューサー・キーボーディスト。

玉川大学在学中にキーボーディストとして音楽活動を開始。

吉田拓郎や中島みゆきをはじめとした多数のレコーディング、ライブに参加している。

編曲家としては、1980年代に中原めいこ、少女隊、KANの代表曲のアレンジを手掛けた。

1988年に斎藤ノブを中心に結成された「NOBU CAINE」にキーボードで参加、その後も斎藤ノブとは2001年にVibes(ヴァイブス)を結成している。

2020年10月死去。

プロデューサー

この項目はAOR歌謡/シティ・ポップに名曲を残したプロデューサーたちのデータベースです。

藤田浩一

ふじた・こういち。1947年千葉市生まれ。

1966年、グループサウンズのバンド「アウト・キャスト」のギタリストとしてデビュー。デビュー曲「友達になろう」は藤田が作詞作曲を手掛けた。

アウト・キャスト脱退後、新たなバンド「ザ・ラヴ」を結成したのち、プレイヤーとしては退くことに。

かまやつひろしのマネージャーを務めたあと、1975年、トライアングル・プロダクションを設立。

所属グループの「レイジー」を和製ベイ・シティ・ローラーズに仕立て上げようとするも、ヘビメタがやりたかったメンバーと対立。バンドは解散する。

同時期に、フリーのプロデューサー/ディレクター・志熊研三に才能を見出された角松敏生、杉山清貴をバックアップ。2人とトライアングル・プロダクション所属マネジメント契約を結ぶ。

デビュー後に藤田の目指す方向性に違和感を覚えた角松敏生は同事務所を去るが、杉山清貴はバンド「杉山清貴&オメガトライブ」のボーカリストとして看板アーティストに育つ。

サウンド面だけでなく、ビジュアル面にもこだわった。

当時の日本の主流は、歌手やグループの写真を使うプロモーションだったが、藤田がレコード・ジャケットに用いたのは海や街といった風景写真。そのイメージに合わせ、バンドのファッションもスタイリストをつけて都会的にコーディネートしたことが奏功、若者から圧倒的な支持を得た。

勢いそのままに「杉山オメガ」でヒット曲を手掛けた林哲司を中心に、新人アイドル・菊池桃子を売り出す。

その後、カルロス・トシキ&オメガトライブ、ラ・ムーなどを続々と輩出させるも、小室哲哉・小林武史のダブルTK時代が台頭した1990年代中盤にはヒットを出せずプロデュース業から引退。

2009年10月死去。

藤田の手掛けた清涼感のある音楽は、事務所の名前から「トライアングル・サウンド」と呼ばれている。

  • この記事を書いた人

kinuzure

人生の大半の時間を中古盤DIGについやしてきたポップスマニア。いまだに大人になれていないクリスタルな四十路男。【来歴】1980年代、幼少期にAORと歌謡曲を聴いて育つ。 海外のAORを数多く聴いていたものの、あるとき「AOR歌謡」を発見。強く惹かれる。【好物】レコード/古本/1980年代/生クリーム/コーヒー/ウィスパーボイス/ディミニッシュコードの響き

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